確定拠出年金!資産運用で退職金に大差!塩漬け確定拠出年金で今から儲ける方法

確定拠出年金

勤務先で確定拠出年金に加入しているものの、運用商品は元本確保型のみという人が圧倒的多数。リスクを取って運用しなければならないという決まりはないですが、リスクを取らなかった場合、将来の退職金額はどうなるか知っておく必要があります。

 

 

 

元本確保型の商品で40年間、5.5%の運用を期待することはできない。

 

毎月1万円ずつ38年間積み立てたとして、積立元本は456万円。

これを5.5%で運用した場合、38年後には約1544万円になります

 

積立額が2万円ならば、38年間で3000万円程度の退職金を準備できる計算ですが2%で運用した場合には約683万円で、積立額が2万円でも1300万円程度にしかならない。

 

リスクを取って運用していても、商品を買っただけで満足してしまい、その後は長期投資ならぬ「長期ほったらかし」の人もいるのではないでしょうか?

運用成績がマイナスの人もいるかもしれませんが、それは長期投資という呪縛にとらわれているからです。損をするのは、売るべきときに売らないことが原因といえる。

そもそも、相場は動くもので、退職時に運用がプラスになっているとは限らない。だからこそ、上がったときには売って利益を確定して、元本確保型商品で様子を見て、下がったときに買う。こうした経験を積むべきです。

今現在、運用成績がマイナスなら、保有商品の過去の値動きをチェックして、思い切って売却するのも一法ですよ。また、リスクを抑えるには分散投資が大切だが、投資に慣れていない段階では、商品を1つか2つに絞って投資してみるのもいい。

そうすることで損も儲けも体感でき、自分のリスク許容度もわかってきます。その商品を買ったことで、より経済に関心を持ち、金融商品のしくみも理解できるようにもなるはず。日経平均株価などの指標に連動して値動きする日本株インデックスファンドなら、自分の資産管理ページにログインしなくても、日々のニュースから値動きを知ることができ、投資トレーニングに向いています。

 

確定拠出年金とそれ以外の金融資産を分けて考える人も多いが、資産運用は金融資産全体で考えることが必要ですが、確定拠出年金ではリスク商品を中心に運用しているなら、それ以外の部分は元本確保型商品が中心でもいいでしょう。その逆でも構わないですが、確定拠出年金は掛け金にも運用益にも受け取り時にも税制優遇があることから、できればリスクを取って運用することを考えたいですね。