インフレ対策(資産の減少)に、少額からの投資信託

最近よく耳にするインフレ…

インフレってそもそも何なんでしょうか。

 

実はインフレが家計に与える影響って結構大きいんですよ。

 

インフレとは?

物の価値(値段)が上がることを「インフレ」と言います。例えば1個100円のハンバーガーが200円に値上がりしたり、1本100円のジュースが120円に値上がりする現象をインフレといいます。

 

そして、物の値段が上がると言う事は、お金の価値が下がることと言い換えることもできますね。先程の例では、ハンバーガーやジュースを買うために以前より多くのお金が必要になっています。これが物の値段が上がったことにより、お金の価値が下がったと言うことです。

 

 

インフレ2%の場合

政府・日銀は、金融政策で物価上昇(インフレ) 2%を目標としています。

もし点2%で物の値段が上がっていくと私たちの生活はどうなるのでしょうか? 

 

インフレ2%で、新車(2,000,000円)を購入した場合の値段の変化

 

現在2,000,000円の車が、インフレ2%で10年後に購入しようとした時は2,430,000円必要になります。

 

現在2,000,000円の車を、インフレ2%で20年後を購入しようとした場合は、2,970,000円必要になります。 30年後に車を購入しようとした場合は3,620,000円。インフレ2% (物価上昇)で値段が上がっていくと、私たちが思っている以上のお金が必要になります。

 

 2,000,000円の車の値段が毎年2%で上がっていくと、10年後には430,000円も高くなっているんですよ。

 

 

 

インフレに備え貯金をしておけば大丈夫なのでしょうか?

 

2,000,000円を0.1%の利息の定期預金に預けたとしたら… 

 

現在2,000,000円の定期預金が、10年後0.1%の利息で、2,020,000円になります。20年後には2,040,000円。30年後には2,060,000円。

 

 

 

何かおかしいと思いませんか?

 

インフレ2%で車の値段は10年で430,000円も値上がりする。それに比べ定期預金等の預金、金融商品は10年で20,000円の利息しかつかない…

 

 0.1%の定期預金に預けたままだったら、20,000円しか利息が付いていません。買いたいものが買えなくなる時代が近いうちくるのかもしれませんね。

 

では私たちはインフレ対策… どうすれば良いのでしょうか? 

 

 

 

インフレに負けないようにするにはどうしたらいいのか!

 

答えは、物価上昇率よりも高い利回りを持つ金融商品で運用すると言う事です。日銀が物価上昇の目標とする2%よりも高い利回りが期待できる金融商品保有すれば、資産が減少することを防ぐことができますね!

 

 

まずは小額でもいいので投資信託等を初めてみてはどうでしょうか。

 

 

 

 

投資信託とは?

 

投資信託とは、一言で言うと投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家(プロ)が株式や債券などに投資、運用する商品のことをいいます。

投資と言うと、大金がないとできないと思われている方も多いと思いますが、投資信託の場合は、500円(ネット証券)や、証券会社などで5,000円位からと小額から始めることができるのでお勧めですよ。

 

 

 

投資信託とはどんな運用するの?

集めた資金をどのような対象に投資するかは、投資信託が種類がたくさんあって、その運用方針に基づいてプロが行います。ただし、預ける投資信託は自分自身で決めなくてはいけません。選んだ結果、プラスになってもマイナスになっても、預けると決めたら自分の責任になりますので、最初の投資信託選びが重要になります。