ETF

ETF流動性にも気をつけて銘柄をセレクトしましょう。

 

投資信託と同じように販売手数料や信託報酬がかかりますが、ETFの方が投資信託に比べ手数料がずっと安く抑えられます。

 

 ETFは様々な指数に連動する金融商品ですが、対象となる指数によってリスクやリターンは異なります。

高リターンを狙うなら外国株とくに新興国を優先して選ぶと良いですね。

 

 

 

 

ETF投資信託の違い

 

取引価格

取得可能な時間

取得コスト

保有コスト

売却コスト

売買成立

 

ETFは販売会社への割り当てがない分、投資信託より信託報酬が安く、株式同様に時価があり、投資信託のように金額ベースで取引はできませんが、近年は小口化がされているので利用しやすくなっています。

 

 

取引価格

投資信託の価格決定は1日1回算出される基準価格で決まります。ETFは、リアルタイムで価格が決定しています。

 

取引可能な時間

投資信託はネット証券なので24時間取引が可能。ETFは取引所の取引時間中に限られます。

 

取引コスト

投資信託はファンドや販売会社で異なる販売手数料になります。ETFは証券会社により異なる売買手数料が発生します。

 

 

 

保有コスト

投資信託の信託報酬0.3から1.5%程度!ETFは信託報酬0.1%から1%程度が発生します。

 

 

 

売却コスト

投資信託は信託財産留保額。ETFは売買手数料の売却コストが発生します。

 

 

 

売買成立

投資信託は必ず売買成立します。それに比べETFは、条件次第で売買成立します。

 

投資信託は非上場も取引できますが、ETFは上場のみの取引になります。

 

 

 

 

 

ETFを買うときのポイント

投資信託と同じく手数料が無料が理想、商品ごとのリスクの違いを知っておく。流動性出来高を1つの目安にする。

長期保有を前提に信託報酬と分配金利回り、取引のしやすさを考慮して出来高をチェックするようにしましょう。

 

 

ETF投資信託の1種ですが、上場信託と言われる通り証券取引所で株式と同じようにバイバイできます。投資信託との大きな違いは時価で取引される点と、信託報酬等のコストが安いことです。

 

長期保有に関して、特に信託報酬が安い事は大きな利点になります。

 

 

 

 

信託報酬 0.3%以下

ほとんどの銘柄が0.3%以下。これを超える分は高めと意識しましょう。

 

 

分配金利回り 1%以上

最低でも1%、できれば2%以上の分配金利回りの銘柄を優先して選びたいですね。

 

 

出来高    

希望保有数の100倍

取引が少なく流動性が低いと、売買が成立しにくく不利になることも。

 

 

 

 

ETF商品 特性

国内株  TOPIX (トピックス)、日経平均株価   

外国株  MSCIコクサイ、ブラジルボベスパ

国債券   Citigroup、 WGBI

REIT  東証REIT

商品    金、銀、白金

 

 

ETFの投資対象は国内株からリートまで幅広く、リスク リターンはそれぞれ異なります。ただ指数連動のものが多いので、個別銘柄の選定に自信がない人も安心して投資しやすいのが特徴です。

 

ETFの取引スタイルとしては長期保有を前提に分配金利回り1%以上、取引の流動性を考慮して、1日の出来高が希望保有数の100倍程度はある銘柄を優先して選びたいですね。

 

 

 

 

7月はETFに注目!『分配金』獲得のチャンス!

分配金を受取れる権利取得月は「1月」と「7月」に集中します!
上場企業は3月と9月に配当金支払基準日を迎える銘柄が多い一方で、ETFは1月と7月に分配金支払基準日を迎える銘柄が集中します。


多くの国内企業が3月に期末決算を迎え、6月下旬ごろの株主総会で配当金額を決定するため、そのタイミングに合わせて7月に決算を行うETFが多いんですよ。